神曲2020

あいちトリエンナーレと
神曲展
 
あいちトリエンナーレが終わった。
正直ホッとしている。
地元あいちで開催されている大きな官製展覧会であり、お祭りであるのだが、
残念ながら「美術」の話題として取り上げられることに苦痛を感じていた。
「美術」とは、あのように醜いものでなければならないのか。
その内容については、それぞれの考えがあると思うのであえて言わない。
それを「美しい」と感じる人もいるだろう。そこに「真実」があるならば。
しかしそれが「真実」で無ければ、それが美である根拠を失い、美醜は逆転する。
展示の背景には、日本の戦争責任に関する歴史的、政治的議論がある。

私自身はあいちトリエンナーレは、豊田市美術館周辺会場の展示を少し見たくらいだ。
愛知県美術館での展示は、美術館の外から、展示についての抗議なのか、
作者の抗議なのかをマスコミが取材している様子をたまたま目撃した。
愛知県に住む美術家の一人として展覧会への招待状が来ていたが
行く気がしなかった。

以前、ルーブル美術館に行った時、途中でひどい頭痛になったことがある。
あいちトリエンナーレも見ると気分が悪くなりそうだったのだ。

「神曲2020」の話なのに、あいちトリエンナーレの話になってしまったが、この二つの展覧会は実は関係している。

2019/10/18