仏教寺院ご住職とカナダの金龍

Portrait
カナディアンロッキー ボウ湖にて、先代のご住職が出会った「金龍」             
先代のご住職が、カナダのロッキー山脈の中にあるボウ湖という湖で遭遇し、水晶の珠に入れて日本に一緒に来たという「金龍」との出会いをイメージした絵です。こちらはデジタル画像です。
お寺にある「金龍の彫刻」
その「金龍」のイメージを、仏師に彫刻してもらった像がお寺にあります。
美しいボウ湖(Bow Lake)
ボウ湖は、カナダのレイク・ルイーズの町の北方約30kmに位置する小さな淡水湖で、この湖も含めた一帯は、バンフ国立公園に指定されている。湖水面の標高は1920m。
先代のご住職は、不思議な導きによってこの湖に辿り着き、そこで「金龍」と出会ったという。現在のご住職は、そのイメージを絵にしたいとのことで、作画のご依頼がありました。
一番最初の「金龍」のイメージ
一番最初に描いた金龍のイメージ。あまりに可愛すぎて迫力が無いとのことでした。
二番目の「金龍」のラフスケッチ
それで、「もっと迫力を出して欲しい」とのことで描いたラフスケッチです。この段階では、デジタル画像で作業を進めています。
彫刻の「金龍」のお写真をお顔に
「イメージに近付いて来た」、とのことでさらにご希望を伺っていきます。
かなりイメージに近くなって来た「金龍」と先代ご住職
「金龍」さんの体の動きや表情などが、次第にリアルになって行きました。
迫力はあるが、ちょっと太すぎる「金龍」さん
段々イメージには近付いて来ましたが、この段階ではちょっと体が太くなりすぎてしまいました。
原画の完成
これで原画が完成しました。このあとこの原画をもとに天井画にして行く予定でしたので、その練習としてエスキース(試作)を描き始めました。
エスキースの完成
原画を見ながら、アクリル絵具を使ってエスキースを完成させて行きました。